カチ、カチ、カチ。秒針の音だけが聞こえる部屋で、熱すぎたコーヒーを冷ましている。 あの日以来凝りが酷い肩を揉みながらため息をついた。 あれからもう少しで1年が経つ。随分と時間が流れたものだ。その間、自分の身に、あるいは心に、何か明確な変化があ…
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